涼を求めて霧島へ・・のつもりが鹿児島市内とさほど変わらない気候でちょっと期待していた紅葉もまだまだといった感じ。
まぁ・・気を取り直してまずは霧島神宮へお参り。
その後観光案内所で手にしたパンフレットに惹かれて「古里庵」という地鶏炭火焼店に行くことにした。
霧島山の麓、ペンションの立ち並ぶ一本道を抜け向かった先、今日は二年に一度というクラフト展で賑わっていたが、お店の人によるといつもはとても静かな所らしい。一軒家の落ち着いた佇まいの中、各自炭火で焼いて食べる形式。二千円のおすすめコースを頼んでみた。
このコースは炭火焼きの地鶏をメインに、新鮮な地鶏のさしみ、手作りこんにゃくや自家栽培の野菜を使った小鉢、そして陰干しで自然乾燥させたお米で握ったというおにぎり、最後にお蕎麦までいただける。どれも素朴な美味しさでまたボリュームもあるのでコースだけでも満足といったところだったがせっかくなので、黒豚のほう葉焼きも頼んでみた。昔ながらの手作り味噌をベースにしたたれに漬けた黒豚をほう葉とともに焼いていただく。しっかりと味が染み込んでなんとも美味しい。その後コーヒーまでいただき大人二人、ゆっくりと心和む一時だった。
帰りにはパン屋さんでお土産を買って霧島をあとにした。このパンもとても美味しくてもっと買ってくればよかった(**)