ブロードバンドを日本語に訳せば「幅広い帯」?ですが、
何が幅広いのかと言いますと、
例えば、田舎道を考えますと、道幅そのものは広いのですが、路肩に草が生い茂り通れる車線が狭かった。
それを、もっと幅広く使えるように整備して、道幅そのものは変わらないけど、車線が広がった・・・というのと似ています。
通信においては、一本の線の真ん中あたりのみで通信をしていたのを、高周波技術を使って一本の線全体が通信に使えるようにした技術です。
だから、ブロードバンドの本当の意味は、今までの回線を効率よく使って通信速度を上げることなのです。
その代表がADSLです。
ADSLは今までの電話線をそのまま使うアナログ回線です。
アナログ回線だから、電話局からの距離が長くなると信号が弱くなり通信速度が落ちます。
光回線はデジタルだから、信号の減衰を抑えることができます。
次回はパソコンの仕組み